業務量が多くて残業ばかりになってしまい、看護師の仕事は激務で辛いと感じてしまうようになる人も少なくはない。
その状況に陥ってしまうとなかなか忙しい状況から抜け出せなくなりがちだ。
「急がなければ」「仕事が終わらない」という気持ちの焦りから失敗が生じることもある。
失敗をしてしまうと、そのカバーに追われて業務が忙しくなり悪循環に陥ってしまうケースもよくあるだろう。
このような悪循環が生まれてしまったときに特に重要なのが、忙しい最中であっても一度立ち止まってみることだ。
同じ現場で働いている限りは業務量が大幅に減ることはまずないので、いかにして業務効率を上げるかを考えて工夫をしていくことが数少ない解決方法である。
工夫といっても何をしたら良いかわからない人もいるだろう。
最も単純なのは他の看護師の様子を観察することであり、自分よりも手際良く仕事をこなしている人の真似をすれば効率が上がる場合が多い。
うまく業務をこなしている看護師に直接質問してノウハウを教えてもらうのも効果的な方法だ。
業務効率を上げる工夫としてもう1つ典型例なのがツールを用意する方法だ。
ちょっとしたアイテムを持っているだけで時間の無駄をなくせることは多く、スケジュール帳やポケットの多い白衣やエプロンが代表的なものである。
また、スマートフォンのアプリを使って補助に使用するというのも良いだろう。
使いやすいツールを見つけるのには時間がかかりがちだが、その時間を惜しまないことが悪循環からの脱却につながる。
ツールを用意して時間の無駄をなくせるようにしよう。